作家 & 作品・展示紹介
(五十音順)*プロフィールの詳細や、プログラムに関する解説・コメントなどをご紹介します。
会田 誠(あいだまこと) 公式Twitter
美術家。新潟市生まれの51歳。主に絵を描く。2001年の第一回横浜トリエンナーレに参加したが、以来呼ばれていない。2012年に森美術館で個展をやって、わりと人が入った。本を数冊出してる。
・「芸術公民館」
「芸術公民館」とは2011年からた2013年まで新宿歌舞伎町に実在した、アーチスト会田誠が運営するアート系交流サロン。それがこの8月の毎週土曜日(+α?)、期間限定で復活します。「外に飛び出した会田誠個人のホームパーティー」みたいなコンセプトなので、持ち込みも大歓迎。ダラダラと語り合いましょう!
美術家。新潟市生まれの51歳。主に絵を描く。2001年の第一回横浜トリエンナーレに参加したが、以来呼ばれていない。2012年に森美術館で個展をやって、わりと人が入った。本を数冊出してる。
・「芸術公民館」
「芸術公民館」とは2011年からた2013年まで新宿歌舞伎町に実在した、アーチスト会田誠が運営するアート系交流サロン。それがこの8月の毎週土曜日(+α?)、期間限定で復活します。「外に飛び出した会田誠個人のホームパーティー」みたいなコンセプトなので、持ち込みも大歓迎。ダラダラと語り合いましょう!
大島幹雄(おおしまみきお) 公式サイト(デラシネ通信)
1953(昭和28)年宮城県生れ。早稲田大学第一文学部露文科卒。サーカス・プロモーター。アフタークラウディカンパニー(ACC)勤務。海外からサーカスや道化師を招聘し、日本全国での興行をプロデュースするほか、石巻若宮丸漂流民の会事務局長、早稲田大学非常勤講師も務める。主著に『海を渡ったサーカス芸人 コスモポリタン沢田豊の生涯』『虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』『満洲浪漫 長谷川濬が見た夢』『〈サーカス学〉誕生 曲芸・クラウン・動物芸の文化誌』などがある。
「野毛にほどちかい寿町に水族館劇場が戻ってくる。しかも怪しげな迷路空間をつくって盗賊たちのるなぱるくなどいうものをつくるというからには、野毛人(やもうじん)のひとりとして、なにかをせねばなるまいということで、例によって桃山の誘いに簡単に乗ってしまった次第。4月に参加したオデッサの道化師フェスティバルに出たときに出会ったクラウンたちの話も交えて、いま手をつけたばかりの黒い道化の系譜についての構想の一部を紹介できればと思っています」
1953(昭和28)年宮城県生れ。早稲田大学第一文学部露文科卒。サーカス・プロモーター。アフタークラウディカンパニー(ACC)勤務。海外からサーカスや道化師を招聘し、日本全国での興行をプロデュースするほか、石巻若宮丸漂流民の会事務局長、早稲田大学非常勤講師も務める。主著に『海を渡ったサーカス芸人 コスモポリタン沢田豊の生涯』『虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』『満洲浪漫 長谷川濬が見た夢』『〈サーカス学〉誕生 曲芸・クラウン・動物芸の文化誌』などがある。
「野毛にほどちかい寿町に水族館劇場が戻ってくる。しかも怪しげな迷路空間をつくって盗賊たちのるなぱるくなどいうものをつくるというからには、野毛人(やもうじん)のひとりとして、なにかをせねばなるまいということで、例によって桃山の誘いに簡単に乗ってしまった次第。4月に参加したオデッサの道化師フェスティバルに出たときに出会ったクラウンたちの話も交えて、いま手をつけたばかりの黒い道化の系譜についての構想の一部を紹介できればと思っています」
尾形一郎 尾形 優(おがたいちろう おがたゆう) 公式サイト
尾形一郎は、京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画修了。尾形優は、東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。
写真家・建築家・現代美術家。調査・撮影・論考・制作を繰り返しながら、写真・建築・インスタレーション・書籍という様々なフィールドで作品を発表している。主な写真集・著書に、世界を巡って文化的な特異地点を集め、二人が制作する自宅に組み込んでいく変遷を写真とエッセイでつづった『私たちの「東京の家」』(羽鳥書店)、 沖縄がなぜコンクリートブロックで溢れているのかを建築からひもとくフォトエッセイ『沖縄彫刻都市』(羽鳥書店)、メキシコの過剰装飾を撮った『ウルトラバロック』(新潮社)、 『極彩色メキシコ巡礼』(晶文社)など。 主な建築作品に、撮影した写真の内容を建築空間やジオラマに変換した「東京の家」、 大型プリントで迷宮空間をつくった「フォトハウス」などがある。
[個展情報]
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
会期: 2018年2月24日~3月31日
タイトル: 「UNMANNED」(仮)
尾形一郎は、京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画修了。尾形優は、東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。
写真家・建築家・現代美術家。調査・撮影・論考・制作を繰り返しながら、写真・建築・インスタレーション・書籍という様々なフィールドで作品を発表している。主な写真集・著書に、世界を巡って文化的な特異地点を集め、二人が制作する自宅に組み込んでいく変遷を写真とエッセイでつづった『私たちの「東京の家」』(羽鳥書店)、 沖縄がなぜコンクリートブロックで溢れているのかを建築からひもとくフォトエッセイ『沖縄彫刻都市』(羽鳥書店)、メキシコの過剰装飾を撮った『ウルトラバロック』(新潮社)、 『極彩色メキシコ巡礼』(晶文社)など。 主な建築作品に、撮影した写真の内容を建築空間やジオラマに変換した「東京の家」、 大型プリントで迷宮空間をつくった「フォトハウス」などがある。
[個展情報]
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
会期: 2018年2月24日~3月31日
タイトル: 「UNMANNED」(仮)
岡本光博(おかもとみつひろ) 公式サイト
美術家。1968 京都市生まれ。1994 滋賀大学大学院教育学修了。1994-96 アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク。97-1999 CCA北九州 。2001-04 ドイツでのレジデンスを中心に活動(インド・スペインほか) 。2004-06 台湾・沖縄を拠点に活動 。2007- 京都を拠点に活動。2012- 京都にKUNST ARZT (ギャラリー)をオープン。
・「DADAモレ」
福島原発の後始末で、多くの横浜寿町の人々が現地で働いている・・・。福島県内の国道6号線を走ると、膨大な数の黒いフレコンバッグ(汚染土廃棄袋)が積み上げられている状況に出くわす。それに目玉を入れ、「モレシャン」という精霊にした。そして「盗賊たちのるなぱあく」には、東日本大震災の6秒間/マグニチュード9という大地のエネルギーを具現化したかのうように、直径、高さとも6.9 mに「モレシャン」を巨大化した「DADAモレ」が福島の方向を見据えて立つ。
・「ドザえもん」
水死体の俗称「土左衛門」という言葉は、江戸時代の大相撲の力士の名前が語源だという。ネットというポケットから欲しいモノがすぐに入手できる現代において、消費、搾取されつくした横浜・寿町のド真ん中に二代目の「ドザえもん」(*)を浮かべることにした。
*初代「ドザえもん」は、2000年の青森の善知鳥神社での展示中に盗難された。
・ショート映像「coffee break」1998-1999 合計10分
「coffee break」は、缶コーヒーをストーブで温めようとしたNo.1と電子レンジで温めようとしたNo.2から構成されます。ひとときの休息に使われる”コーヒーブレイク”という言葉の意味に反して、コーヒーがブレイク(自己破壊)してしまうのか・・・。どうぞ退屈な映像で”コーヒーブレイク”してください。
美術家。1968 京都市生まれ。1994 滋賀大学大学院教育学修了。1994-96 アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク。97-1999 CCA北九州 。2001-04 ドイツでのレジデンスを中心に活動(インド・スペインほか) 。2004-06 台湾・沖縄を拠点に活動 。2007- 京都を拠点に活動。2012- 京都にKUNST ARZT (ギャラリー)をオープン。
・「DADAモレ」
福島原発の後始末で、多くの横浜寿町の人々が現地で働いている・・・。福島県内の国道6号線を走ると、膨大な数の黒いフレコンバッグ(汚染土廃棄袋)が積み上げられている状況に出くわす。それに目玉を入れ、「モレシャン」という精霊にした。そして「盗賊たちのるなぱあく」には、東日本大震災の6秒間/マグニチュード9という大地のエネルギーを具現化したかのうように、直径、高さとも6.9 mに「モレシャン」を巨大化した「DADAモレ」が福島の方向を見据えて立つ。
・「ドザえもん」
水死体の俗称「土左衛門」という言葉は、江戸時代の大相撲の力士の名前が語源だという。ネットというポケットから欲しいモノがすぐに入手できる現代において、消費、搾取されつくした横浜・寿町のド真ん中に二代目の「ドザえもん」(*)を浮かべることにした。
*初代「ドザえもん」は、2000年の青森の善知鳥神社での展示中に盗難された。
・ショート映像「coffee break」1998-1999 合計10分
「coffee break」は、缶コーヒーをストーブで温めようとしたNo.1と電子レンジで温めようとしたNo.2から構成されます。ひとときの休息に使われる”コーヒーブレイク”という言葉の意味に反して、コーヒーがブレイク(自己破壊)してしまうのか・・・。どうぞ退屈な映像で”コーヒーブレイク”してください。
映像制作集団 空族(くぞく) 公式サイト
共に監督・脚本を務める富田克也、相澤虎之助を中心にインディペンデントで活動する。2011年の映画「サウダーヂ」で世界的に高い評価を得る。今回は「サウダーヂ」上映とともに、「サウダーヂ」を準備する過程で出合った人・風景が記録された貴重なドキュメンタリー作品「FURUSATO2009」も上映。
共に監督・脚本を務める富田克也、相澤虎之助を中心にインディペンデントで活動する。2011年の映画「サウダーヂ」で世界的に高い評価を得る。今回は「サウダーヂ」上映とともに、「サウダーヂ」を準備する過程で出合った人・風景が記録された貴重なドキュメンタリー作品「FURUSATO2009」も上映。
田中優子(たなかゆうこ)
江戸文化研究者。法政大学社会学部教授、国際日本学インスティテュート(大学院)教授。2012年度より社会学部長。2014年度より総長。専門は日本近世文化・アジア比較文化。研究領域は、江戸時代の文学、美術、生活文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞。その他著書多数。2005年度紫綬褒章。江戸時代の価値観、視点、持続可能社会のシステムから、現代の問題に言及することも多い。
[講演要旨]江戸文化には様々な仕掛け、つまり方法がある。そのなかで春画の方法と悪所の方法について述べる。江戸時代の春画は、二つの意味で今日のポルノグラフィーと異なる。ひとつには、春画には男と女、あるいは男と男の性交が描かれるのであって、女性のみの裸体や誘惑的な表現は存在しない。つまり男性だけを対象にしたものではなく、いわゆるジェンダー・バイアスが見られない。快楽は関係のなかにあり片方だけでは成り立たない、と考えていたのである。もうひとつには、春画は「笑い絵」であり、「笑い」が結果する防火、防災、悪霊退散の呪術的機能が期待された。江戸時代の人々にとって性は深刻なものではなく、生命の力そのものであり喜劇なのである。江戸時代の春画には、「隠す・見せる」という仕掛けがあった。それは、見る者の視線を二つの層に引き裂くことによって、そこに豊穣なエロティシズムを生成するためだったのである。
江戸文化研究者。法政大学社会学部教授、国際日本学インスティテュート(大学院)教授。2012年度より社会学部長。2014年度より総長。専門は日本近世文化・アジア比較文化。研究領域は、江戸時代の文学、美術、生活文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞。その他著書多数。2005年度紫綬褒章。江戸時代の価値観、視点、持続可能社会のシステムから、現代の問題に言及することも多い。
[講演要旨]江戸文化には様々な仕掛け、つまり方法がある。そのなかで春画の方法と悪所の方法について述べる。江戸時代の春画は、二つの意味で今日のポルノグラフィーと異なる。ひとつには、春画には男と女、あるいは男と男の性交が描かれるのであって、女性のみの裸体や誘惑的な表現は存在しない。つまり男性だけを対象にしたものではなく、いわゆるジェンダー・バイアスが見られない。快楽は関係のなかにあり片方だけでは成り立たない、と考えていたのである。もうひとつには、春画は「笑い絵」であり、「笑い」が結果する防火、防災、悪霊退散の呪術的機能が期待された。江戸時代の人々にとって性は深刻なものではなく、生命の力そのものであり喜劇なのである。江戸時代の春画には、「隠す・見せる」という仕掛けがあった。それは、見る者の視線を二つの層に引き裂くことによって、そこに豊穣なエロティシズムを生成するためだったのである。

ボッチン 公式Twitter
1978年滋賀県生まれ。小学生の頃から木版画制作をはじめる。
工業高校卒業後、歌舞伎、商業演劇の大道具(制作大工)の仕事に従事。
木土水ギャラリーで木版画の初個展(以後木版画展多数)。
劇団 ロリータ男爵の美術を担当。
木版画や様々な素材を使ってコマ撮りアニメーション制作をはじめる。
ウレタンを工夫工房の油絵博士に師事。ウレタン制作をはじめる。
ザ プーチンズの美術を担当。
「ボッチンと奇妙で愉快な仲間たち」結成 。
コントの作 演出を手掛ける。
小林うてなのライブに自作自演パフォーマンスで参加多数(自分で作った着ぐるみを着て踊る)。
化けぐるみオールスターズ結成。
1978年滋賀県生まれ。小学生の頃から木版画制作をはじめる。
工業高校卒業後、歌舞伎、商業演劇の大道具(制作大工)の仕事に従事。
木土水ギャラリーで木版画の初個展(以後木版画展多数)。
劇団 ロリータ男爵の美術を担当。
木版画や様々な素材を使ってコマ撮りアニメーション制作をはじめる。
ウレタンを工夫工房の油絵博士に師事。ウレタン制作をはじめる。
ザ プーチンズの美術を担当。
「ボッチンと奇妙で愉快な仲間たち」結成 。
コントの作 演出を手掛ける。
小林うてなのライブに自作自演パフォーマンスで参加多数(自分で作った着ぐるみを着て踊る)。
化けぐるみオールスターズ結成。
盜賊たちのるなぱあく参画者一覧(登場順)
会田誠 美術作家。その作品と希有な行動力でつねに物議をかもしてきた現代美術の風雲児。そのコンセプトはリスクをおそれず真の芸術とはなにかの根源的な問いかけを突きつける。
毛利嘉孝 社会学者 東京藝術大学教授。さすらい姉妹専属演出家。政治のアクチュアリティーを構成するさまざまな人脈を駆使して世間の本質を暴く思考と行動を展開する。 藤田直哉 批評家。地域アートにかかわる論攷で水族館劇場と縁ができる。いまもっとも活躍している思考実践者。今回が役者デビューでもある。 野本三吉(加藤彰彦) 前沖縄大学学長。横浜在住。田谷老人クラブ会長。ノンフィクション作家。寿町にかんする著作多数。桃山が日雇労働者として飯場に入った頃から40 年のつきあい。 鬼海弘雄 写真家。長年にわたりテーマを追いつづける厳格な表現行為で知られる。インド・東京各地を撮り重ねるシリーズを継起中。もちまえの反骨精神で水族館劇場の強力な助っ人に。 岡本光博 美術作家。神戸ファッション美術館から撤去された「バッタもん」からインスパイアされて桃山&毛利のさすらい姉妹バッタもんコンビが誕生した。作品はキュートでありながらつねに社会に問題をなげかける。 津田三朗 造形作家。劇団健康相談主催。水族館劇場2012 博多野戰攻城の実行委員長。できないことがないと思えるくらいの広範囲に能力を有する。劇友として桃山との協働は30 年にもおよぶ。 渡辺友一郎 ヘアデザイングラム社長。2013 さすらい姉妹列島南下ツアーではみずからの住み処を会場として提供した。ファンキーな美容院で大勢の若者たちを指導中。 大島幹雄 横浜在住。サーカス研究の第一人者。ロシアへもつながる北の思考で桃山と気脈を通じる。野毛大道芸に精通し、このページェントの制作協力も担った。 ボッチン 美術作家。アニメーション作家。役者もときどき。盟友、淺野雅英に乞われ水族館劇場の美術をひとしれず支えつづけた。いつの日か野戰攻城の舞台にたつかも。 尾形 一郎・尾形 優 建築家・写真家。調査・撮影・論考・制作を繰り返しながら、写真・建築・インスタレーション・書籍という様々なフィールドで作品を発表している。 |
映像制作集団 空族 共に監督・脚本を務める富田克也、相澤虎之助を中心にインディペンデントで活動する。2011年の映画「サウダーヂ」で世界的に高い評価を得る。
安田登 能楽師。公認ロルファー。能が持つ本質に躙り寄ってゆくような説得力ある著作群で多くのファンを持つ。今回は演者として玉川奈々福とかりそめのタッグを組む。 玉川奈々福 横浜出身。浪曲師。もと筑摩書房編集者。2014 年、姜信子と組んだ千年放浪かもめ組として水族館劇場の仮設劇場で公演。喝采をあびた。 本橋信宏 評論家。サブカルチャー全般、政治事件取材などを得意とする。 東良美季 ライター。小説家。編集者、グラフィックデザイナー、AV 監督など幅広く活躍。 鈴木義昭 ルポライター。映画史研究家。ピンク映画にも造詣が深い。 伊藤裕作 文筆家。芸濃町を芸濃い町にする会事務局長。水族館を産土の地、三重・芸濃町に招聘するという無謀なこころみを見事成功させた。 田中優子 横浜出身。江戸文化研究者。法政大学総長。『江戸の想像力』いらい、そのしなやかな感性で、失われた時代の秘宝を現代に紹介してきた。同時代に警鐘をならす自由闊達な発言者としても知られる。 翠羅臼 劇作家。曲馬舘・夢一蔟・ルナパークミラージュ・パレスチナキャラバン。テント芝居にこだわり政治的に緊迫する主題を劇作に反映させてきた。水族館劇場にも「漂流都市」を書き下ろす。 鹿児島正明 現在NPO 空 風のバード担当理事。千代次・桃山が寿町ではじめて公演をうった80 年代初頭からの力強い応援団。ながらく寿日労委員長として越冬闘争を牽引してきた。 高沢幸男 寿支援者交流会。さすらい姉妹がお邪魔する正月元旦、鹿児島委員長とともに受けいれの実務を担った。夏祭り実行委員会の事務局長でもある。 荒木剛 山谷争議団。山谷玉三郎とともに、ずっと大晦日のさすらい姉妹路上公演を実現させてきた。普段は活動家らしからぬ博学の徒であり古書店巡りを恒とする。 田中純 表象文化論を主戦場とする思想史家。東京大学教授。ジョルジュ・ディディ==ユベルマンとも重なりあう思考は桃山にも影響をあたえてきた。今回は表象文化論研究室の展示作品もともに遠征。 |